あの日の事

6/7
前へ
/59ページ
次へ
あのさ、 君に気持ちを告げようとしたが、 《あ!子猫がいるよ!》 そう言って君は道路の方へ駆けて行く。 そして子猫を抱くと、僕へ振り返り、手を降る。 おい!飛び出すなよ。危ないぞ! 僕がそう言った途端だった。 君は子猫を僕の方へ逃すと、空を舞った。
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加