はないろ香る転校生

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とある世界に、 とある都市に、 『華の国』がありました。 そこには華の名を持つ 美しい人種が 住んでいました。 「おい、学校行かないのか?」 「はにゃっ!?バ、バラさん… 何でもっと早く起こしてくれな いんですか~!?」 「起こしたぞ? 目覚まし時計だって叩きすぎて ブチ壊れてんぞ」 「んぎゃぁ~…ポン君13号がぁ-っ(泣)!!」 ただ今、午前8時30分。 手に持ってるのは 名前から解るように、 13代目の目覚まし時計… 通称ポン君です。
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