来水派

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来水美樹 魔王筆頭。出典は、FF、DQに漂う偽善臭&王道臭さを生理的に拒絶してしまう常識人を救済するためにアリスソフトによって製作され、一部で絶大な支持を集めている(一般人の間での知名度はかな~り低いが)ランスなるRPG(たまにSLG)。チート以外に打つ手がなく、基本的にプレイヤーは安楽死と延命治療の二択を突き付けられるが(このフラグ自体が結構前に立ってるという確信犯的仕様のためリセットにはかなりの胆力を要する)、何の勝算もないままとりあえず後者を選ばざるを得ないあたり現代終末医療に通じるものがある。ある種の癌の様なもので、弱った免疫系(定数割れした守備部隊)を蹴散らしつつ猛烈に浸潤、転移(占領)を繰り返し、抗癌剤(破壊工作)で進行を弱めようにもすぐに連続使用の副作用(コストの高沸)に耐え切れなくなくなり、あげくBJ級の外科手術(例のチートまがいの紙切れ)で粘り切って運良く患部を全摘出できたとしても患者ショック死(ガメオベア)というやるせなさ。 「敵性の魔王は必ず無力化できなければならない」という近年の中二的テーゼに喧嘩を売る(&ゆとり教育で量産された根性なしどもに悪足掻きというM趣味を布教する)為だけに生み出された。時代に逆行して「強い仏蘭西」ならぬ「強い魔王」を体現する存在であり、物語の開始が即ち死亡フラグな凡百の魔王たちの希望の象徴。 最近の活躍:前回1997年にその尊顔を愚民どもの前に現した後行方が知れなくなったが、先日極東の島国で6個大隊の精鋭1万人あまりをものの数秒で虐殺し、その健在振りを世間にアピールした。右の肖像画からその基地外っぷりがいまいち伺えないのが残念でならない。現在愛人兼子分の小川健太郎を連れて職務放棄中。 1986年の初登場時15歳位だったので、現在ではもう花の20代はとっくに過ぎ去り、30の大台に突入して結構経つ。必死で若作りしているが実体は更年期間近のおばさ(ryimage=350122052.jpg
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