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俺は首を横に振りながら
「なんでそんな事言うんだよ!一緒に頑張ろうって言っただろ!諦めるなよ!」
「……ごめんね、翔太。」って悲しそうに言った
「頼むから居なくならないで……瞳。」
「……私は、翔太の事が大好きでした。今までありがとう。」って言葉を最後に
俺の手を握っていたはずの瞳の手が
俺の手を滑り落ちてベッドに沈んだんだ
頬に一筋の涙を残して…
「ひとみ?冗談だろ?…早く目を覚ませよ!」って言っても
瞳は二度目を覚ますことはなかった…。
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