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「レベル0クラブ、帰宅部所属! みんなよろしくね!」
と僕は出来るだけ明るく言いが……教室の空気が……おいおいコイツ頭おかしいんじゃねいの……見たいな空気に……。
それはそうか……この学校はクラブに入る事を前提として学校に入学して来る生徒ばかりだ……。
なのに帰宅部て……何しに来たんだよって感じ何だろな……。
「萩原! 自己紹介が終わったらさっさと席に座れ!」
「……はい……」
ニアニア笑って言う伊良夏先生の言う通りに僕はおとなしく座る……て言うか伊良夏先生! あんた意外と性格悪いな!
僕がそう思った瞬間、僕の横髪を掠りながら何かが通りすぎる……。
そしてそれが雅人にバシッと音をたて激突し、停止……おまけに雅人も停止……。
僕が恐る恐る停止した雅人の方を振り向き、通りすぎた物を確認する……伊良夏先生の竹刀だった……。
「先生いきなり何するんですか!」
いきなり竹刀を投げるってどういう事!?
「いや……? スマン……敵意の目がお前から向けられた気がして……」
そう言う先生の眼は何かを極めた達人の眼だった……。
「やだな! 先生ったら! 僕が先生に敵意の目を向ける訳無いじゃないですか!」
この先生今更ながら無茶苦茶恐い……!
何が恐いって僕を脅す為に周りに被害が行っても何とも思って無い所だ……いや……犠牲者が雅人だからか……。
それなら気持ちは解るが……でも教師としてどうなんだろ……それ……。
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