Gクラスの自己紹介―拓斗の新クラスメイト編

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役5分後……和火がGクラスの戦力を知りたいと、所属クラブを書かせた紙を全て集め逸れを確認するそのために僕は黒板の前に居る……だが………約60人分……面倒だな……。 「ねえ、和火? 何で所属クラブ何か書かせたの?」 僕は何やら隣でノートとシャーペンを用意する和火に聞いてみた。 「うん? ああ……お前はクラブに入って無いから実感が無いと思うが……クラブというのは要するに特技の事だからな……これを知っていれば作戦が立てやすいし……それでだ……」 「成る程ね~。でも鬼ごっこで作戦ってのも変だよね……」 「普通の鬼ごっこならな………だがルールを見る限り作戦が無いとかなり不利みたいだしな……それじゃあ俺はどういったクラブが有るかこのノートに書くから拓斗はその紙に書いて有るクラブを確認して、どういったクラブか解らない物が有ったら本人に直接聞いてくれるか……?」 「うん……解った……」 僕は取り合いず教卓に置かれた紙を一枚取り確認する………えーと………鍵………部?………えっと…鍵を造る部……?………早速意味が解らない………。 「えっと………この鍵部って誰?」 僕がGクラスの皆を見ながら聞くと、一人の女の子が意気揚々と手を挙げる。
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