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『あっ!佐藤さんだぁ~会いたかったよぉ』 「ミカ~。俺も会いたかったよ。ごめんな、なかなか来れなくて」 薄暗い部屋で言葉を交わしながら抱き合い、唇を合わせる二人の男女。 眠らない街―東京。 今日も欲望のはけ口を求めた人々が行き交うこの街で、一人の女が体を張って生きていた。
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