一人暮らし

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「お父さん、私‥一人暮らししようと思って。」 そぅ父に伝えると、すんなり賛成された。 父とは小さい頃から、あまり親しみがなく育った。 用事のない限り話は殆んどしない。 どぅ接すれば良いのか分からない程😓 多分‥ お父さんもそぅだと思う。 そんなだから、父も居心地の悪い生活をしている綾の心を悟っていたのだろう。 それに父も綾が戻ってきた生活を、心地良いものとは思ってなかったのかもしれないな😓 新居となるアパートは店の一つ隣の駅で、歩いて10分程のワンルームだ。 水色にペイントされた外壁に、すぐ目の前には公園があり、子供達が遊んでいる。 環境的にも悪くなさそうだ。 部屋は真っ白な壁にカウンターキッチンで、天井は斜めに高く吹き抜けていて、綾は見てすぐに気にいった。 そしてすぐに引越しする事にした。 昔から思いたったら即行動‼ が綾の性格なのだ。
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