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ソニアの家の前でさ、皆で
「ソニャー!ハンデダゼニカフゥバルサマナー!」って呼んだんだ。
少ししたらバタバタしながらソニアが出てきてさ、俺達みた瞬間目が点になった様に固まってた。
俺はさ、学校の友達連れてきたから、皆で遊ぼうって言ったんだ。
そしたらソニアは少し怯えながら
「こんなに大勢で遊んだことないから怖い」って言うんだよ。
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:53:24.94 ID:vW+HEIyl0
その時点では言葉はなせたのか
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /19(水) 13:56:36.69 ID:60HAO/620
>>50
俺が来たのが1990年4月で、この夏っていうのはその年の7月の事なんだ。
カタコトではあるけれど、多少理解できるようになってたよ。まだ6歳ぐらいだったから
覚えるの早かったのかもしれない。
そうなのかーとは思ったけど、なら良いチャンスだ!というわけで、
皆でサッカーをする事にしたんだ。実際は、男子6人がサッカーをして
ソニアたち女子は3人で花を摘んだりしてたわけだけどさ。
帰り際にソニアが目をキラキラさせながら、今日は楽しかった!ありがとう!と
言っていたのが印象的だった。帰り、街までソニアパパがいつものように送ってくれると
言ってくれたんだけど、8人は流石に乗れないので、サニャとメルヴィナだけ車で送ってもらって、
カミーユや俺といった男子は歩いて帰る事にしたんだ。夏だからまだ外も明るいしね。
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /19(水) 13:54:52.50 ID:0/cUsgWH0
>>1
たぶん大丈夫だと思うがIDかわると偽物とか出てくるかもしれないんでトリップつけてもらえると助かる
56 名前:祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05 /19(水) 13:58:27.57 ID:60HAO/620
この年の夏は、俺がこの国に滞在した期間の中で最良の夏だった。
毎日何も心配せずに遊び、疲れたら寝て、そして朝起きて遊ぶを延々と繰り返していたよ。
ただ、金曜と日曜は殆どの子達がモスクやら教会に行く為暇なんだ。
だから、その日は大体ソニアの家で過ごしてたな。
当時は宗教というものをよく理解していなかったし、何かのイベント程度に思っていた。
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