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127 名前:祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05 /19(水) 15:43:32.11 ID:60HAO/620
皆で雪だるまを作ったり、丘から雪だるまを落としたりして遊んでいた。
周りは広い平原というか高原、そして山々に囲まれた盆地だったから、
本当に一面が真っ白で、ソニアの家から見る景色は綺麗だった。
確かこの時雪合戦をしたんだ。皆で雪の壁で陣地を作って、
4・5に別れてさ。ドラガンの奴が雪をかなり硬く固めてさ、痛かった。
あぶないなぁーなんて思ってたら、それが丁度サニャの目に当たっちゃったんだ。
サニャは涙ぼろぼろ流しながら大丈夫、大丈夫って言ってたんだけど、
それを見たカミーユがぶち切れてしまって、ドラガンにつかみ掛かってた。
止めなきゃって思ったんだけど、この時はメルヴィナが好きにさせときなって言ってさ。
129 名前:祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 15:45:20.68 ID:60HAO/620
「男の子なんだから、たまにはああやって喧嘩しないと分かり合えない。」
みたいな事を言っていたよ。やべーメルヴィナやべー。って皆で口々に言ってた。
131 名前:祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 15:46:45.14 ID:60HAO/620
少し経つとさ、二人とも青タン作りながら喧嘩をやめて、ドラガンがサニャに謝った。
「怪我をさせるつもりじゃなかった。ごめんね。」みたいな事言ってたな。
メルヴィナが俺の後ろでぼそっと言ったんだ。
「悪いと思えば、悪いと思うほど、素直に謝れない時があるよね。
あそこで二人が喧嘩をすれば、ドラガンは素直に謝れる。良かった。」
ってね。
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /19(水) 15:48:03.36 ID:P0Xxg9cJ0
メルヴィナに惚れた
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /19(水) 15:48:07.93 ID:SdMM970R0
>>131
やべーメルヴィナやべー。
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