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慌てて下に降りる。
ゆかどうしたの?
母がこもっていたあたしが急に出てきて驚いている。
お母さん、あのねちょっとだけ出かけてきていい?
母は何か察したのか、
いってらっしゃいと一言いった。
お母さんありがとう。
一枚羽織って外にでた。
橋本君どうしたの?
今日のお前何か元気なかったし。俺のお気に入りの場所に連れて行ってやるよ。
えっ学校はあいてないよ?
バカ!学校の屋上以外にもあんだよ!
そうなんだ。何か必死に言ってる橋本君をみてたら笑ってしまった。
おい、何笑ってんだよ。
ふふっごめん、ごめん。
コンビニで飲み物買って少し歩いた。
とあるビルに着いた。階段を登って行く。一番上の階まで登ってドアがあった。
橋本君は鍵を取り出して開けた。
何で鍵なんか持ってるの?
あぁ、俺ここのビルのオーナーと仲良くてさここの屋上貸してもらってんだ。
そうなんだ、橋本君って顔ひろいね。
まぁバンドとかの練習に使ったりしてたんだけどな、たまにミニコンサートとかやったりしてたな。
屋上に入るとそこにはあたしたちを包み込むように星がキラキラ輝いていた。
わぁ、きれい……。
だろ?ここから星見るの好きなんだ。
うん?周りを見ると何かいろいろ置いてある。
あぁ、それ俺の荷物。
家でやなことあるとここにきてここで過ごしたりしてるからさ😃
確かに折りたたみテントやらある。
へぇ~すごいね。
で、お前何があったんだよ?
あっ実はあっくんと一緒にいた子にあなたはおもいから別れた方がいいってゆわれて。
何そいつ?てかお前そんなんで落ち込むなよ!あいつのこと信用してないのかよ?
首をブンブン横に振る。
じゃあ何も考えることないんじゃないか?
確かに…。あたし考えすぎてたかも。
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