突然の別れ

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私は、お母さんの話を聞いて言葉が出なかった。今の私の体は、私一人で生きている訳では無い...明の力を借りて今私は生きる事ができる。(そっか...明からのプレゼントってこの事だったんだ。)『お母さん...私ね、明と夢の中で会ったんだ。』「夢の中で?」『うん...私が暗い場所にいて、白い光向かって歩こうとした時...後ろから声がしたの。そっちに言っては駄目だって。その声は明だった。私は明に助けられたの。そしてお別れする時明は言った、プレゼントが用意してあるって...明からのプレゼントがこんなに素敵なものだったなんて...』「夏美...明君からのプレゼントはもう一つあるのよ...本当に最後のプレゼントが...」
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