朝の一騒動

4/6
前へ
/24ページ
次へ
パタパタとリビングに向かうと、テーブルを横に椅子に腰掛けながら、コーヒーカップ片手に新聞を読む闇乃の姿があった 「…えっと、おはよう…イタダキマス」 あんな夢を見たせいか、顔が見れず俯きながら挨拶をし、椅子に腰掛け…用意された朝ご飯に手をつける 「…」 その様子を、横目でチラッと見るが特に何も言わず、再び新聞に視線を戻した 「…ゴチソウサマ」 空気重い感じな気のアキラは、パッパと食べ終え、食器を台所に持って行き…黙り俯きながら食器を洗い始めると― 「アキラ君、もしかして避けてます???」 背後から、身動き出来ないようにシンクに両手を置き、優しく問いかけ 「そ、そんな事…///」 ドキっとし、更に俯き…黙れば 、後ろから抱きしめられ 「耳、真っ赤ですね…ね、アキラ君…」 アキラの肩に顎を乗せ、耳元で優しく甘く囁く様に問いかけ―
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加