届かない手紙

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翌日俺が別荘まで迎えに行って君の新しい家まで送るから、そこで家族と一緒に暮らすといい。 それからあの時は、君を屋敷から出て行かせようと脅した事、君には本当に恐い思いをさせてしまったと思っている。 君はおふくろの事を信用しきっていたみたいだから、俺が真実を告げるよりも俺を怖がって出ていかせる方が成功すると思ったんだ。 結局君を怖がらせただけで、作戦は失敗に終わってしまったけど。 恐い思いをさせて、本当にすまなかった。 では、成功を祈る
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