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いつもそれを馬鹿馬鹿しく思ってた。
あほらしい
あほらしい
なんてあほらしい、と。
だから反発するかのように外に出た。
お前たちの考えはくだらないと。
そう言いたくて出てきたけど。
「我ながら何?このアホな展開は」
少女の前にいるのは大量の鳥型人間。
て言うかオニスズメ。
「なんでミニリュウさまとやらがここにいるの?食うよ?」
「いっつも上品ぶってる一族だろ?ウザいウザい」
がぁがぁと空を飛び、ミニリュウの少女を罵倒するオニスズメたち。
それらを見ながら少女は楽しそうに笑った。
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