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「・・・独占欲…私にも…ある…って、何時も私ばかり脱がしてぇ~!!」
「??
だったら私も脱ぎますよ♪」
総司は着ている物を次々抜いていく…引き締まった総司の体…脱ぐとお互い意外な体付きなのは謎…
総司にもう一度抱き締められる…直に触れる温もりが気持ち良い…
やはりこの温もりでなければ駄目‥他は代わりにならない…
瑠衣はそっと瞳を閉じる…温もりが…心の蔵の音が心地良い…
受け入れてくれるとは思わなかった…
待ってくれるなんて思わなかった…
もう一度手に入れた温もり…もう絶対に手放したくは無い。
総司が居ない其れだけで、どれだけ自分が不安定になるか思い知らされた…
だから賭けてみよう…唯一の選択に…ずっと総司を待ちながら…
「瑠衣…何を考えているのですか??」
「…もう離したくないって…たった数ヶ月でこれでしたから…。」
「…私もですよ…絶対に瑠衣を離したくない…瑠衣が居ないと駄目なんですよ私は…何処にも進めない…本当に痛感しました。」
「…うん…ごめん…。」
「瑠衣、謝らないで下さい…瑠衣には其れが必要だったのでしょう?」
「…うん。」
「其れに、ちゃんと戻って来てくれましたしね…。」
「…うん。」
「…瑠衣??」
「…う…ん…。」
総司の腕の中で、半分眠り掛かってる瑠衣、この数ヶ月安心して眠れる事が無かった反動が一気に出たらしい…。
「瑠衣、幾ら何でも風邪引きますよっ…。」
「大丈…夫…。」
(いや…私が風邪引きます↓)
夏といえど洞窟内は涼しい、とりあえず瑠衣を畳に寝かせ、布団を探す。
押入に布団が一組…
それを引いて瑠衣を寝かす。
(あ~どうしましょう…↓↓)
総司は持て余した熱に少々困る…暫く熱は収まりそうに無い…
「はぁ…仕方ありませんね…。」
とりあえず耐えるという選択をして、瑠衣の布団に潜り込み、久しぶりに抱き込んで眠る事にした…。
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