第4章 神、初めての〇〇♪

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「 や ・ ら ・ な ・ い ・ か ? (バトル的な意味で)」 危険な言葉を放った。 「ヤりません!!ごめんなさい!!俺、ノーマルなんです!!さいならっ!!」 男はいろんな意味の恐怖によって顔面蒼白にしながらもチャラ男の足を片手で掴むと走り去っていった。 (あれ?なんか違った?………あ!あの人、頭いろんな所にぶつけてるけど大丈夫かな?頭にハゲが出来てるけど………) この場面で微妙に違った台詞を選んでしまったジンである。 そのせいなのか、周りの人々は何とも言えない表情をしており、女の子にいたっては喜んでいるのか悲しんでいるのか分からない顔をしている。 さすがにマズいと思ったジンは――― 「冗談だよ。テヘ♪←(フードで顔が見えません)」 『………………』 『…………』 『…………………』 『………………』 「…………………」 {………………ハァー} やはり微妙に間違ってしまった。 .
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