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場面はパワフル野球アカデミーへと戻る。
こちらのテレビのモニター内でもいよいよ、ドラフト会議が始まろうするところだった。
豊田「………………」
陣内「………………」
矢部「………………」
霧尾「………………」
スッ…
パチッ!!
豊田「よしっ!!ロン!!」
矢部「ま、マジでやんすか!?」
陣内「何だよ、豊田…。お前麻雀強いのかよ」
豊田「ふっふっふ…。何てったってオレは興宮でトップになった男だからね」
陣内「そりゃ強いわな。流石だぜ」
豊田「いやぁ…それほどでm(ry」
ドッゴォーン!!
一瞬の出来事であった……
全てを言い終える前に豊田の顔が麻雀台にへとダイブした。あまりの勢いのため、台の表面にひびが入った。
そしてその背後にて圧倒的な威圧感を醸し出す男が一人……
鈴木「………………」
もちろん、それが鈴木だというのは言わずとも誰もがわかった。
そして大層ご立腹だというのもすぐにわかった。
ちなみに豊田が麻雀台にダイブした理由はもちろん、鈴木が豊田の頭に向けて踵落としをしたからである。
鈴木は足を豊田の頭からどけ、台にめり込んだ頭を右手で鷲掴みにすると、そのまま持ち上げたのだ。
そして情け容赦なく、渾身の力で豊田の頭を破壊し始めた。
陣内「ちょwwwwそんなことしたら豊田の頭あぼーんしちゃうってwwwwww」
矢部「豊田くん!!ここは『叛乱の制服』で回避するでやんすよ!!」
豊田「………………」
*返事がない。ただの屍のようだ
陣内「………あー…これってヤバくね?」
矢部「そうでやんすね…」
その後、他のメンバーが血相を変えて止めにきたため、豊田は何とか助かることができた。
流石の豊田でも頭を破壊されては再生できn(ry
豊田「いや、だからオレピッコロじゃないからね!?」
※
例え豊田でも致命傷を受ければ死にます。
だって人間だもの? みつを
豊田「ちょっと待って!?何で最後『?』なの!?おかしいよ!?オレ人間だからね!?」
そんな豊田の叫びも虚しく、他の全員はすでにテレビに集中していた。
それに気づいた豊田はこっそりと誰にも気づかれないようにその輪の中に入っていった。
豊田「orz」
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