夢の始まり

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「ハァハァ・・・」 風を切る音がする。耳障りだった虫の声が心地よい。 緑が横を駆け抜ける。汗が少したれてきた。 「時間がない・・・」 光が差し込んできた。パァッと道が開けた。そこには草原が広がっている。 「そう。ここがこの町で一番きれいな場所」
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