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「お前、何組？」
俺らはもう、学校に着き、下駄箱の前にいる。
「私は・・・キーンコーンカーンコーン・・・」
「すみません！職員室に行かなきゃならないので」
少女は走っていってしまった。
「・・俺もさっさといくか」
今のは二時間目の終了のチャイムだ。
「よっ。神屋」
「んっ？池上か。今日は早いな」
「なんつったって、今日は転校生が来るんだぜ」
「転校生!?」
「ああ。しかも女子だぜ。ちょー美人だったらどうしよう」
「すくなくとも、お前じゃ無理だな」
「ふっ。今に見てろ。羨ましいくらいお近づきになってやるからな。うひょー楽しみー」
「お前はいつも、あいかわらずだな」
「ん？なんか言った？」
「いや、言ってない」
「ならいいや。そろそろ来るかなー。まだかなーうひゃー・・・・」
転校生か。俺も気にならないわけでもないな。
隣のバカみたいに騒ぎはしないが。
「おーし、席つけー今日は転校生がきたぞ」
「まってましたー！」
いつまでもテンションが高いやつだ。
「失礼します」
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