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「はぁ…」
日に日にストレスが溜まっていく神様。
「せめて楽しく出来たらなぁ」
「………」
そんな愚痴はまるで聞こえていないかのようにサンデーを読み耽る神官。
「なんか最近神官ちゃん冷てぇな」
「あ、そうだ」
すると、神官は何かを思い出したかのように立ち上がりました。
「お!何か良い案でもあった!?」
wktkする神様。
「今日ハヤテのごとくの最新刊だったよ、危ねぇ危ねぇ」
「………ゑ?」
「ちょっとお使い行ってきますね神様」
「お、おう」
バタンと神官が出て行った扉を眺める神様。惨めです。
「あーあ!あーあ!!やってられっかよ!もういいしぃ~、変な人間造ってやるしぃ~!」
カキカキと特徴を描いていく神様。
ここまでは普通です。
「これをこうして…でけた!フヒヒwwwざまあwww神官ざまあwwwGG(神様の神様)に怒られるのあいつだしwww」
酷い神様です。
これではただの子供です。
「にしても我ながら良作www最高の出来じゃね?www」
この残念な頭の神様は一体どんな人間を考えたのでしょうか。
「よっしゃwww名前も俺が決めちゃろwww」
何が良いかなー、と辺りを世界を見回すとちょうど日本が春のようで桜が満開でした。
「ゆし、これでいこう。男なのに名前は桜wwwブハッwwwふいたwwwおなかいたいwww」
そして迷わずバンッと承認のハンコを押してしまいました。
「俺天才www鬼やべえwwwよーし、このままどんどんやっちゃうぞーwwwシャナタソとかにくりそつなのとか造っちゃおwww………ん?」
「………」←神官
「(゚д゚)」←神様
「シャナがなんだって?」
「あ、これオワt\ピチューン/
こうして神様は全治3000年の怪我を負ってしまいました。自業自得です。
そして、変な力を持った人間が一人、この世に誕生しました。
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