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そこは、とある川原の一軒家。
決して、自称家という建物ではなく、一軒家である。
その居間にて、カラフルな人達が談笑していた。
「た、たたた、大変だぁ!」
そう叫びながら、居間の扉を開け放ったのは、初音ミク――緑のツインテール――だ。
「な、なんだ!? どうしたんだ!?」
音羽カイト――青い髪に青いマフラーを装備――がそれに、勢いよく聞き返した。
「あの、暗堂舞とかいう人物が、また私たちをネタにして小説を書こうとしているらしい!」
ミクは、自分達の置かれた状況を――って、あれ?
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