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サァァァー…
「ん…」
いつの間に寝ちゃったんだろ。
シャワーが流れる音で目が覚め、ゆっくりと体を起こす。
ふと背後に強い光が当たるのを感じ、咄嗟に振り返る。
「っわぁ…」
夜の闇に広がるのはきれいな夜景。
車のライトやビルの照明などが混ざり合い、独特のコントラストを描いている。
『起きたか。』
突然の背後の声に驚き反射的に振り返った。
そこには、真っ白なバスローブを着てタオルを首にかけた秋夜さんが立っていた。
拭かれていない髪からは雫が滴り落ち、バスローブの間からはきれいな鎖骨が覗いている。
その姿はとても色っぽくて、思わず視線を逸らしてしまった。
『どした?気分でも悪いのか?』
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