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ケイト「!?・・・あっ。」
俺は驚いて、手を顔に添えた。確かに涙が流れていた。そして、俺は急いで涙を拭いた後、俺はまた、遠くの方を眺めていた。すると、タカミチが、
高畑「それじゃあ、僕はそろそろ行きますね。」
ケイト「ああ、またな。」
とタカミチはそう言って、どこかに行ってしまった。俺は返事をした後、また、ずっと眺めていた。
しばらくすると、今度は、
?「あ~!先生こんなところにいたんだ!」
ケイト「ん?」
と俺は声のした方を向くと、そこには、麻帆良学園中等部の制服を着ていて、腕に腕章をつけた。赤髪の女の子が立っていた。腕章には、報道部と書かれていた。
ケイト「お前は確か、出席番号3番の朝倉 和美だっけ?」
朝倉「そうだよ。ケイト先生。」
ケイト「で、何のようだ?」
朝倉「先生に来てもらいたいところがあるんだ。放課後に教室に来てくれない?」
ケイト「別にいいぞ。どうせ暇だから。」
と俺がそう返事をすると、朝倉は教室に戻っていった。
そして、放課後になり、俺が教室に向かっていると、偶然、明日菜とネギ君に会った。
ケイト「あれ、ネギ君に明日菜、こんなところでなにしてるんだ?」
ネギ「僕は明日菜さんについてきただけですけど。ケイトさんこそ、どうしたんですか?」
ケイト「俺は朝倉に呼ばれて、教室に向かってたところだ。」
明日菜「へ~、私たちも今、教室に行こうとしてたんです。」
ケイト「そっか、それじゃあ、一緒に行こうか。」
ネギ「あ、はい!」
俺はネギ君たちと一緒に教室に向かった。そして、教室の前に着き、明日菜が思いっきり教室にドアを開けると、
クラス全員「「ようこそ‼ ネギ先生❗ ケイト先生❗」
ネギ「へっ」
ケイト「これって、」
突然の事で俺とネギ君が固まっていると、明日菜が、
明日菜「あ~!今日あなたたちの歓迎会するだっけ・・・忘れてた!」
ネギ「え~!」
ケイト「やっぱりそういうことか。」
と明日菜の説明にネギ君は驚いたが、俺の方は納得していた。
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