はじまり

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私がこんな事態に陥ってしまったのには、こんな経緯があった。 ────────── ──────── ────── ──── 母「明依ー、そろそろ起きたらー?」 そんな声で、いつも通り目を覚ました私。 明依「うー…ん!?」 しかし、今日ばかりはいつも通りではなかった。 背伸びをして時計に目をやると、短針は8を指していたのだ。 明依「えっ…うそ!?ち、遅刻!?」 このとき、私は言い知れない絶望感におかされていた。 明依「うぅ…幼稚園の頃から無遅刻無欠席だったのに… 人生皆勤賞だったのに…っ」 ちなみに私は高校2年生である。 高校生ともなると朝課外というものがあり、7時40分から授業開始なのである。 。
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