プロローグ

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親父が言うにはこれは俺の中にある魔力と属性を調べるためのものだと言った。 俺の属性によってこの水晶の色が変わるー火なら赤、水なら青、雷から黄、風なら緑、光なら白、闇なら黒ーと。 俺が水晶に触れると水晶は事前に教えられたどの色でもない金色に水晶が輝いた。 俺は戸惑ったが親父も初めて驚いたような顔をしたがすぐ表情を戻して淡々といったーーーお前は全ての属性を使うことができると。 それから俺はまず身体強化から学びその上で親父と組み手をした。しかし俺は一度も親父に触れることが出来なかった。
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