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十年がたった。
友達からゆみが外国へ強制連行されることを伝えに電話が来た。
このとき私達はにげていた。
いままでで一番ひどい追って。
多分…もう無理だろう。
(いやだよ…ゆみ…もう離れたくない…。)
ゆみと合流すると私達は真っ先にハグした。
『ルミ…知ってるんだね……もう……』
『うん………ゆみ…ゴメン…私がここまで来たせいで国がゆみを無理やり…にげられないように……』
『やめて…ルミ…私はルミのせいだなんておもってないよ…。
村にいたときとは違う絆を築いてきた。あんたがここにきて私達はより仲良くなった。
あんたが私をしんじてここまできたように私もあんたの気持ちを裏切ったことわないよ。
あのときの別れとは違うでしょう。 どれだけ離ればなれになっても私達の絆は変わらない。
…私達の思い出は消えないわ―
そうよね…。ルミ……』
『ゆみ………ありがとぉ…ありがとぉ……』
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