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お昼休みになった。 あたしは真里に手をひかれて隣のクラスに行った。 すると後ろから声をかけられた。 「松田奈央ちゃん?」 振り返って返事をすると、そこには優矢が立っていた。 「ごめんね。いきなり呼んだりして。あっ、俺は山瀬優矢。よろしくね。」 「あっ、はい。よろしく。」 真里も自己紹介しようとしたら、 「友達の田中真里ちゃんだよね?よろしく!」 そしてあたしは、恐る恐る優矢に聞いてみた。 「どうしてあたしなんかと話たいって思ったの?」 「う~んー今まで接したことないタイプだから気になってさ。」 それから色々な話をした。 休み時間が終わる直前にあたし達はお互いのメアドを交換した。 「暇なときは、いつでもメールして!」 と、優矢は言った。 休み時間が終わったのであたし達は自分の教室に戻った。
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