2398人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺に仕事をさせてお前は昼寝か?」
男はゆっくりと顔を上げた
その顔は見覚えのある顔だった
男は天帝だった
「少し考え込んでたら眠くなっただけだ」
天帝は口調がかなり変わっていた
「お前の分のも仕事終わらせた」
「あ~……ありがと。………そういえば今年の新人教育は俺たちだっけ?」
天帝は顔をポリポリと掻きながら言った
「……そうだっけ?」
「まぁいっか。あれ楽しいし」
天帝は王座から立ち上がった
「さて新人のお迎えに行くとするか……」
天帝はデレクが来た道を歩きはじめた
デレクはそのすぐ後ろを歩いていた
最初のコメントを投稿しよう!