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「…だがてめぇの攻撃も俺様には通用しねぇ!それでどうしようってんだ!?」
はいはいテンプレテンプレ。
勿論あたしには攻撃手段が有るし“アレ”も有る。
そもそもさっきのは全力で攻撃した訳じゃないし。
でも“アレ”使うと“最高に「ハイ!」ってヤツだアアアアアアハハハハハハハハハーッ”って感じになっちゃうんだよなぁ。
…まあいい面倒くなって来たし。
使うか“七本目”
「…今の内に言っとくと有るんだよねぇ攻撃手段」
後ろに浮かべてたチェロケースを解体する。
「…なんだそりゃ…なんだその…馬鹿デカイ“斧”は!!?」
そう“斧”だ。
比較的小さいあたしの身長を軽く越え約170cmは有る馬鹿みたいな“斧”
グロテスクな装飾がなされまるで生きているかの様な“斧”
結構前に突然三国の境に現れた、青髪ロングのラスボスみたいな声したマッチョな男が落として行った逸品だ。
結局あれ誰だったんだろう?
大暴れしてたから三国共同で戦ってなんとか追い返したけど。
今でも時々あの男の「ぶるぅあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」って声が夢に出る。
「さぁ…………死ぬか?消えるか?土下座してでも生き延びるのかぁ!!?」
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