始まり

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「こんなときに場所も選ばずすみません! 立花さんあなたのことがずっと好きでした! 付き合ってください!」 「じゃあ次は時と場所を選んで」 「……座れ」 「はい」 今思えば、このやりとりが全ての始まりだった。 これが何か? そうだね、これについては長くなるからまた後で。 とにかく、その始まりは当時の僕にはそんなに意味を持つものではなかったんだ。
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