挑戦状

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帰宅した俺は、ベッドに倒れ込み携帯を触れていた。 「あのメール、一体何なんだ?」 先程まで気にしなかった宛先の無いメールも、薄暗い小部屋一人になると、不気味さを肌に感じとれた。 確か……次のページがあったような? もう一度、不気味なメールを開き確認する。 やっぱりだ……『#次のページ』が、存在している。 俺がさっきから引っ掛かるのは『殺人携帯』ってとこ。 携帯で人を殺すって意味だろうか? この謎に包まれた文章の答えは、次のページにあるんじゃないかと推理している。 でも、何故だろう? これ以上先の事に触れてしまうと……後戻り出来ない最悪な事態が待ち伏せている様な気がしてならなかった。 勇気を振り絞り、恐る恐る次のページを開く。
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