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都内の高校に通っている大輝(たいき) 孝治(こうじ) 達也(たつや) 大悟(だいご)は学校が終わると街のゲームセンターへ行きずっとゲームをしてる。そんなありきたりな日常を繰り返していた。
ある日、ゲームに詳しい大輝が「そーいえばいつも行ってるゲーセンに最新のゲームが置かれたらしいぜ!!帰り行ってみない?」と言うと他の3人は即OKした。これが日常を壊すキッカケになるとは知らずに‥
学校が終わり早速ゲーセンへ行くと、いつも誰もいないゲーセンが珍しく人だかりが出来ている。メンバー内で1番体がデカイ孝治が人だかりをつっきってみるとそこには「最新型バーチャル鬼ゴッコ」と派手な看板があった。孝治はデカイ声で「おい!あったぞ!早くやろーぜ」と周りの人達を全く考えてない発言をし始めた。メンバーが遠慮してると何故か人だかりが道をあけた。ゲーム器まで道が出来ている。不思議に思っていると大悟の一言で解決した。
「1Play5000円だって!高いからみんなやらないんだよ、俺達も出来ないね‥」確かに毎日ゲームゲー通いしてる彼らにはそんたお金はない‥肩をおとしながら帰ろうとすると後ろから妙に高い女の声が響いた。「もしよろしければ只今、体験コースをやっておりそちらなら無料ですよ」
どうやらゲーム器が設置されている辺りから聞こえる。メンバーがその女に「ホントに無料でいいんすか?」と近づきながら言うと、「えぇもちろんどうぞ!!」と返されメンバー達は早速やる事にした。そして案内されたのは白くて広い部屋に連れていかれた。メンバー内が口々に「何だこの部屋?ホントにゲームかよ?」など言っていると女が口を開いた。
「本日はバーチャル鬼ゴッコ、通称。リアル鬼ゴッコにご参加いただきありがとうございます。早速ルール説明をいたします。聞き逃すと生命に関わるとご注意下さい」
メンバーの誰かが「生命に関わるって‥たかがゲームだろ?」とボソリと言ったが誰も反応はしなかった。そして女が喋りだした。
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