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兄貴は随分変わっていた。
背は170センチぐらいで
少し長い髪は茶髪に染められている。
ちょっとオシャレな服を着ていて。
「お前変わったなー」
兄貴は
160センチの僕を
見下すように言った。
「人のこと言えないくせに」
「そんなに変わったかな、俺。」
兄貴はカッコいい方だ。
中学生の時から
告白されまくっていた。
僕は勉強と部活に力をいれていたから恋愛になんて
興味がなかったけど
そこそこ告白されていた。
僕はカワイイらしい。
自分ではこれっぽっちも思ったことないが……
「変わった。兄貴高校ではどうなの。」
兄貴は高２で僕は高１だ。
入学式までまだまだ時間があるがここの事になれるため早めにきた。
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