第0章 始まり

1/1
前へ
/1ページ
次へ

第0章 始まり

それは全ての始まりだった 嬢「これならどうかな?」 執「どう...とは?」 嬢「え、だって直球でわかりやすいし、単純でしょう?」 執(自己紹介?) 嬢「いろいろと、詰まってると思うの!」 執(脳血管が?) 嬢「そう思わない?」 執「...さようでございましょうか」 嬢「そうだよね!この一文に凝縮されてるよね!私、文才あるのかも!」 執「相も変わらず、頭の中がお花畑でいらっしゃるとは ...」 嬢「...え?」 執「文才を語る前に、ご自分の立場を御理解していただくことが先決でございます。そのためにもまずは様々な基礎作りから始めましょう」 孃「...わたしのこと、いくつだと思っているの?」 執「年齢は然程問題ではございません。問題なのはその残念過ぎる頭の中でございますので」 孃「いや、だから何を言って...」 執「僭越ながら私めが直接あなた様にご指導させていただきます。ご安心くださいませ。頭の改造経験は何度かございます」 孃「かい...ぞう...。え、改造って言った!?」 執「さようでございます。何事も経験でございますよ、お嬢様。さぁもうそろそろお屋敷に戻りましょう。早速勉学に励まなくては」 嬢「え、いやです、きちんとしますから、まだここにいますぅ!」 執「...かしこまりました。では私は先に戻って夕食の後片付けをさせ「帰りましょう!」 執(...フッ)
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

119人が本棚に入れています
本棚に追加