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第0章 始まり
それは全ての始まりだった
嬢「これならどうかな?」
執「どう...とは?」
嬢「え、だって直球でわかりやすいし、単純でしょう?」
執(自己紹介?)
嬢「いろいろと、詰まってると思うの!」
執(脳血管が?)
嬢「そう思わない?」
執「...さようでございましょうか」
嬢「そうだよね!この一文に凝縮されてるよね!私、文才あるのかも!」
執「相も変わらず、頭の中がお花畑でいらっしゃるとは ...」
嬢「...え?」
執「文才を語る前に、ご自分の立場を御理解していただくことが先決でございます。そのためにもまずは様々な基礎作りから始めましょう」
孃「...わたしのこと、いくつだと思っているの?」
執「年齢は然程問題ではございません。問題なのはその残念過ぎる頭の中でございますので」
孃「いや、だから何を言って...」
執「僭越ながら私めが直接あなた様にご指導させていただきます。ご安心くださいませ。頭の改造経験は何度かございます」
孃「かい...ぞう...。え、改造って言った!?」
執「さようでございます。何事も経験でございますよ、お嬢様。さぁもうそろそろお屋敷に戻りましょう。早速勉学に励まなくては」
嬢「え、いやです、きちんとしますから、まだここにいますぅ!」
執「...かしこまりました。では私は先に戻って夕食の後片付けをさせ「帰りましょう!」
執(...フッ)
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