一夫多妻制を望む

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一夫多妻制を望む

次の日の研修会 K君の方から寄ってきた 隣の席の兄(あだ名)『どした?』 K『それがさぁ…』 昨日の話を兄にも話し始めた Kは誰かに話したくて仕方がないらしい 僕『で、彼女に電話したんでしょ?どうなった?』 K『や、なんか、もう会わないからって言ってた先輩の方から昨日電話来て、会って話そう。今からそっちの家に行くからって言われた。 で、1時間待ってもこなかったから大学付近まで迎えに行った。 で、なんか夜の研究棟のムーディーな感じの中話し合って、お互い好きなのか分からなくなってきたねって どっちかはっきりわかるようになったらまた会おうって話になった』 僕『…彼女に電話は?』 K『してない』 僕『どっちが好きなの?』 K『俺はどっちも好きだ』 僕『残念ながら日本は一夫多妻制ではないんですよ?』 K『そうなんだよねー理解できないよな、日本』 僕&兄『ばかじゃないの(小声で)』 兄『稼ぎあるのって彼女だよね?』 K『まぁ働いてるからね』 兄『彼女の方でヒモ生活して養ってもらって、先輩の方とつき合えば?w』 もう兄もこいつのこの話が5回目なのでまともに聞く気がない。
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