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しばらくすると、お爺さんが一人の女性を連れて戻ってきた。
頭にタオルを巻き、腰からエプロンを着け、いかにも居酒屋の店員という格好をしている、20代くらいの巨乳の女性だ。
「ほれ、菜緒。この少年が野球をしたいと言っておるぞ」
お爺さんは、菜緒と呼ばれた女性に嬉しそうに言った。
菜緒はめんどくさそうにお爺さんに言う。
「いやよ!あたしは店が忙しいのよっ」
「しかしじゃな、この辺でお前以外に野球を教えれる人なんていないじゃろう」
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