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玄関から歩くこと1分柔道場に到着した。
つかで、でかいな…
さすがは強豪校って感じだ。
「びびってないではやくいくぞー空」
「び、びびってねぇよっ。圭一こそびびってんじゃねぇの!?」
「はいはい、いいから二人とも。はやく行くよ。」
「うるせぇっなんでテメェが仕切ってんだよ!中学ん時からキャプテンのオレをさしおいて○*◎☆◇※%……」
そんな会話をしていると一人の男が現れた。
「君たち柔道の入部希望者?」
「そうですけど。」
こういう時に大人の対応ができるのは、やっぱり豪汰だ。
「なら話は早い。はやく入りたまえ。」
「もしかして柔道部の監督ですか?」
我に帰った空が訊いた。
「そうだ。だからはやく入りなさい。今日柔道着を持って来た者は?」
三人そろって手を挙げた。
「フフ。やる気はあるようだな。だが今日は見学だけしていってもらう。」
そう言うと、監督は柔道場に入って言った。
「じゃあ俺たちも入るか!」
仕切ってるのはもちろんこのオレ。
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