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「女性がそんな事するものじゃありませんよ。
するにしても、私などではなくボーイフレンドにでもして下さい」
響夜は色々な酒をシェーカーに入れながら呟く。
「マスターはお固いなぁー。
それに彼氏がいたらこんな所に来ませんよーだ!」
明美は響夜に口をイーッとしながら拗ねていた。
「あらあら。そんなにお綺麗なのに」
響夜は苦笑いしながら答える。
だが、確かに明美と呼ばれる女性は顔は整い、鼻筋もスッと伸びている。
髪は品の良い茶髪でスタイルも悪くない。
「お世辞はいいよー。
なんならマスターが付き合ってくれる?」
明美も満更ではないように答え、ニヤニヤしながらマスターに問いかける。
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