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彼女が彼と出会ったのはあるクラブでのことでした……
「ねぇ、雪。今度クラブ行こうよ」
そう口火を切ったのは茶髪でスラッと背が高く、顔は整いどこかのモデルのような女性だった。
「え~。私、ああいう雰囲気苦手なんだよね」
もう一方は、返したのは大人しそうな黒髪。
だが、顔は可愛いらしく、お嬢様のようなフワフワとした感じを醸し出した女性だった。
名前はどうやら雪と言うらしい。
「いいじゃん。何か予定でもあるの?」
「う~ん...実は友達と約束があるんだよね...
美夏は彼氏とは遊ばないの?」
雪は誘いを断るべく、話題をそらそうとした。
「あ~...私はダメ。
あいつ、つまんないから降っちゃった。
だから行こう?何なら、友達も連れて来れば?」
だが、話はそれずに結局は雪は誘われる形となってしまった。
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