CUST2 MELIMBER

3/6
前へ
/465ページ
次へ
リオが小さい女の子の精霊に声をかけた          「キミに決めた!」     「アタシ!?嬉しー!風神・シルフだよ!ヨロシクね。カッコいいお兄さん!」                    最後の一人、ドス黒いオーラのようなものを保つ精霊にキーシュが声をかけた       「よ、ヨロシク!」     「お前…あぁ、ヨロシクな」               闇の精霊は笑ったように見えた              「良し!決まったね!ちなみに、今からやる事は、みんなは仮契約と言っているけど、本当は【燐約】って言うんだ!」                (え?俺は?)                     ジークが話しを進めようとするが、カイルが慌てて止める                「ちょ…ちょちょ…待ってよ!俺は!?」                       「ゴメン、カイル…キミはどうやら、すでに、他の精霊と燐約を結んでいるみたいなんだ…どんな精霊と、いつしたのかは分からないけど…」                    「俺が!?………どうしたら良いの?」                        「どうしようもないね…キミの前にまた姿を表すまではどうしようもないよ…キミは大きな器を持っている。精霊全部と燐約出来るくらいに。だけど、キミの年を考えると、身体的にも、精神的にも、危険なんだ。他の精霊と燐約させてあげたいけど………我慢して?」
/465ページ

最初のコメントを投稿しよう!

663人が本棚に入れています
本棚に追加