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リオが小さい女の子の精霊に声をかけた 「キミに決めた!」 「アタシ!?嬉しー!風神・シルフだよ!ヨロシクね。カッコいいお兄さん!」 最後の一人、ドス黒いオーラのようなものを保つ精霊にキーシュが声をかけた 「よ、ヨロシク!」 「お前…あぁ、ヨロシクな」 闇の精霊は笑ったように見えた 「良し!決まったね!ちなみに、今からやる事は、みんなは仮契約と言っているけど、本当は【燐約】って言うんだ!」 (え?俺は?) ジークが話しを進めようとするが、カイルが慌てて止める 「ちょ…ちょちょ…待ってよ!俺は!?」 「ゴメン、カイル…キミはどうやら、すでに、他の精霊と燐約を結んでいるみたいなんだ…どんな精霊と、いつしたのかは分からないけど…」 「俺が!?………どうしたら良いの?」 「どうしようもないね…キミの前にまた姿を表すまではどうしようもないよ…キミは大きな器を持っている。精霊全部と燐約出来るくらいに。だけど、キミの年を考えると、身体的にも、精神的にも、危険なんだ。他の精霊と燐約させてあげたいけど………我慢して?」
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