CUST3 IYORA DA

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キーシュは闇の精霊の血を飲もうと、傷口に口を近付けていた                            「よせ!キーシュ!やめろ!!!」                          ジークが叫び、クレア達が止めようと急いで近寄ろうとしたが、すでにキーシュは口にしてしまい、闇の精霊はニヤっと笑みを浮かべた         「契約成立…ククク…」                               闇の精霊がキーシュの体に入った瞬間、濃い、深い黒…不思議な光がキーシュの体から発せられた                          「キーシュ!」                     カイルが近付こうとしたが、               「よせ!危ない!」                   と、ジークに肩を掴まれて止められてしまった                     光は収まり、キーシュの姿が見えてきた                        「キー…」「この体…なかなか良い…気に入った!」                                キーシュじゃ…ない…                  中では闇が渦舞いている穴に入ろうとするキーシュを呼び止めるように叫ぶ                                    「キーシュ!キーシュ!!」                             すると、キーシュはこちらを振り向き、ふいに正気に戻った
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