CUST3 IYORA DA

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カイルが近付くと、キーシュが口を開く                        「カイル…一緒に行こう?自分の腕を実戦で試したり、違う世界で冒険をしてみたいって言ったでしょ?これをくぐれば…違う世界にも行けるし、見た事ない物も見れる、自分の力だって試せるんだ………俺も…一人じゃなくてもすむんだ…」                               「?」                         「行こう?」                      と言って手を差し出してくる カイルはその手を取ろうとするが、リオに止められ、振り切ろうと暴れそうになったり、「放せ!」などと言うが、言葉は聞かず、カイルを放さなかった。キーシュにリオは叫んだ                                             「行け!行けよ!闇の精霊の誘惑に負けるようなやつ何て、俺たちの友達…仲間でも何でもねぇよ!」                        そう言うと、キーシュは一瞬、悲しい顔をしたと思うと、性格が変わり、闇の精霊のほうに戻ってしまったようだ                                 キーシュの姿は闇の中へ全て消え、闇の渦も消えてしまった
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