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キーシュが消えると、部屋は静かになった 「何で…」 震えながらカイルが言う 「?」 「何で止めた!それに、何だよ!仲間じゃないって!」 「ああ言わなきゃ、あいつ、行かなかっただろ?お前はパニクってて気付かなかっただろうけど、お前に向かってハンパない殺気向けてた…あの場にあのままいたらお前、殺されてたぞ?」 「ふざけんな!俺が生きるとか死ぬとか何てどっちでも良い!仲間だろ!?キーシュを…」 鈍い音が当たりに響く リオがカイルを殴っていた 「殴った…」「殴ったよ…」「しかも顔」「しかもグー」「痛そーっ」「あんな強く殴ったらリオのほうが痛いだろ…」 以上。他、仲間の声 「それはこっちのセリフだカイル!自分の命がどうでも良いだと!?そんな事二度と言うな!それに、確かにあいつも仲間だ。だけどな?分かるか?お前も仲間なんだぞ!?」 カイルは殴られた頬をさすりながら話しを聞き、頷いて微笑んだ 「ゴメン…リオ…ありがと…」 「分かれば良いんだ。分かれば!」 二カッと笑みをリオは浮かべた
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