CUST3 IYORA DA

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「でも…これからどうするの?」                                         リンが言うと、カイルが迷わず言う                          「行こう!」                      「「「え?」」」      カイル以外が何の事か分からずにいた           「ど…どこに行くんすか?」               クリスがオドオドしながら聞くと、カイルはまた言った                 「助けに行く!俺も仲間、あいつも仲間だ!失いたくない!」                            「でも、闇の精霊の力は強大。キーシュを助けられる確率は極めて低いんだよ?」                   と、ジークは言うが     「助ける!」の一点張り                 カイルの強い意志に観念したのか、ジークは溜め息まじりに言った                          「分かったよカイル…きっとキーシュはエデンに向かったんだろうね」                        「「エデン?」」                    五人は初耳で、声を揃えて言っていた                         「私達が住んでいるこの世界、さっき君達が燐約した精霊が住んでいる精霊界、そしてもう一つの存在する世界をエデンと呼ぶんだ」
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