CUST1 UMENT

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「人が集まってきた…んじゃ、学校終わったら校門集合な!」                            時間が流れるのを早く感じ、あっという間に学校は終わった               「そんじゃ、早いとこ行こうか」                           カイルの言葉をきっかけに六人は歩きだす                       ここまでなら、周りから見ると、仲が良い六人で、これからどこかに遊びに行くなどのように見えるだろう                      この六人の誰のでもない家につくと、勝手に入り、階段を降りたところにある扉を開けると、ありえないほど大きな部屋が広がっていた                       銀髪の長身の男の人が立っている                           「師匠~こんにちはです~♪」                            クレアが声をかけるとゆっくりこっちを向き微笑んだ                  ジーク師匠                       俺達に剣術と、魔法を教えてくれている                        今、この戦争のない時代にそんなものは必要ないが、一度試しに教えてもらってから、上達していくのが楽しくなって、それから毎日ここに通うようになっていた                         「先生、準備は終わってるの?」六人はワクワク目を輝かせて、ジークに聞く                     「勿論!ちゃんと呼び出してある。準備は出来てるみたいだね。」            ジークの周りに何かが数体、いきなり浮き現われた                   「んじゃ、始めよう!」                                         continue
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