恋月

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幼い頃、月になりたいと思ってた。でも途中で違うことに気付いた。なりたいのは水泳選手と歌手だった 月が欲しかった 夜空に輝いてて神秘的で、人を魅了して止まない月が欲しかった 月に恋した 見上げると嬉しい反面切なくなるのは、あの月を手に入れることは出来ないと知っているから 永遠の片思い たまにそんな事を人に話すとバカとか、頭が可笑しい子的な目を向けられる 自分でも思う。その恋心を人に向ければいいのにって… でもそれが難しい だからきっと探してるんだと思う。魅了して止まない、自分だけの月を
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