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「…あ゛んたは…?」
そこまで言うと青年は糸が切れたように倒れた
『っ誰だお前は!』
「ここまでは私の情報は届いてないのか」
スッとフードを外す
その顔を見た一人の兵士は青ざめた顔で叫んだ
『おっお前は!!!』
「へぇ知っているのか…まっ意味ないけどな」
ほんの一瞬の事だった
20人程いた兵士は一瞬のうちに地面に倒れていた
黒のフードは返り血を拭う事なく空を見上げ嬉しそうに呟いた
「やっとここまで来た。待たせてごめん。あと少しだな。…政宗。」
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