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「…死…に…たく…ねぇ…」 心の叫びが爆発する でも…あいつらに捕まって殺されるくらいなら… 青年はもう一度強く銃を握り込んだ その時 『居たぞ!こっちだ!』 『フロア5に侵入者を発見!確保しろ!』 見つかった!! 心拍数が一気に上がる さっきよりも多い足音がフロアに響く 頭で分かっていても、身体がついていかない 自分の愚かさと非力さを 改めて青年は思い知った 「っく!ぅあ゛あ゛ぁあぁぁあ!」 ダーンッ!! そして一発の銃弾が響いた      
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